格差を広げすぎない配慮ある社会システムを考える
税・CO2・医療費・技術発信をつなげて考える入口。都市格差、所得格差、CO2、医療費を別々にせず、制度の流れとして見ます。 ...詳しく読む
省エネ、資源循環、医療負担軽減。未来のコストを減らす技術を、日本の産業と国力へつなげる。
日本は、石油や天然ガスを大量に産出する国ではありません。だからこそ、少ない電力や資源で快適に暮らす技術を積み重ねてきました。
ペロブスカイト太陽電池、高効率空調、省エネ建築。すべてを日本が世界一と言い切る必要はありません。大切なのは、強みを持つ技術を国内で使い、成果を示し、官民で世界へ発信していくことです。
世界へ発信するには、言葉だけでは足りません。学校、駅、庁舎、病院、工場、住宅地などで実際に使い、電気使用量、CO2削減量、維持費、快適性を数字で示す必要があります。
国や自治体は制度と実証の場をつくり、企業は技術を磨き、大学や研究機関はデータを検証する。その成果を海外へ示すことで、日本の技術は温暖化対策の道具として説得力を持ちます。
ペロブスカイト太陽電池は、軽く、薄く、曲げられる可能性を持つ次世代太陽電池です。建物の屋根だけでなく、壁面、窓まわり、工場、倉庫、さらには車体など、これまで太陽光発電を置きにくかった場所へ広げられる可能性があります。
もちろん、発電効率、耐久性、量産コスト、リサイクル、安全性など、確認すべき課題はあります。だからこそ、国内で実証し、数字で成果を示し、都市型発電の新しい選択肢として世界へ発信する価値があります。
CO2削減というと、発電所や工場の話に見えます。しかし家庭、学校、商業施設、オフィスで使われる空調も大きな電力を使います。高効率空調、換気制御、断熱改修、日射遮蔽、建築設備の制御は、電気代にもCO2にも関わる身近な技術です。
日本企業が得意としてきた空調や建築設備の制御を、単なる製品販売で終わらせず、建物全体の省エネ設計として海外へ示していく。そこに、かつてのお家芸を現代のCO2削減技術として再アピールする道があります。
CO2削減は、負担だけの話ではありません。ペロブスカイト、高効率空調、省エネ建築、蓄電・制御技術が育てば、新しい産業や雇用にもつながります。
国内の社会システムを更新しながら、世界の温暖化対策にも貢献する。これは、日本がもう一度、技術で世界に存在感を示すための道でもあります。