このサイトを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ここまで読み進めた方の中には、「結局このサイトは何をしたかったのか」と感じた方もいるかもしれません。医療費、少子化、教育、地方、空気環境、行政、エネルギー、文化、昭和アニメ、SNS、孤独――扱っているテーマは幅広く、一見すると統一感のない雑多なサイトに見えたかもしれません。
しかし、私の中ではずっと一本の線でつながっていました。 それは、「未来を考える余裕を、日本社会が少しずつ失っているのではないか」という感覚です。
高度成長期の日本には多くの問題もありました。理不尽さも、不自由さも、無理を前提に成り立っていた部分もあります。ただ同時に、「次の世代へ何を残すか」という視点が、今より社会全体に存在していたようにも感じています。だからこそ、40年、50年前のアニメや物語が、宇宙や環境問題、人口集中、エネルギー、人類の未来を真剣に描いていたのだと思います。当時の技術では到底実現できない未来を、それでも想像し、語ろうとしていた。そこには、“未来を考える余白”がありました。
けれど今の日本は、目の前を生きるだけで精一杯になりつつあります。教育費、老後、病気、物価、将来不安。子どもを持つことさえ、不安と計算の上で考えなければならなくなっている。地方には仕事が少なく、挑戦すれば叩かれ、失敗すれば簡単に立ち上がれない。だから社会全体が、「未来を作ること」より「今失敗しないこと」を優先するようになっていく。政治も、企業も、報道も、そして私たち自身も、少しずつ短期化しているように感じます。
このサイトで何度か使ってきた「失敗できない国、日本」という言葉は、単なる行政批判ではありません。社会全体が、そういう空気に包まれているのだと思っています。
私は、日本そのものに力がなくなったとは思っていません。むしろ、本来持っている力を、うまく循環させられなくなっている状態に近いのではないかと感じています。本当は動けるはずなのに、摩擦が増えすぎて、身動きが取りづらくなっている。だから必要なのは、誰かを敵にすることではなく、社会にもう一度“循環”と“余白”を取り戻すことなのではないか――そう考えるようになりました。
このサイトで語ってきた「4兆円の潤滑油」という考え方も、そこから生まれています。日本をゼロから作り直すのではなく、止まりかけた社会を、もう一度ゆっくり動かしていくための潤滑油。医療費という出血を減らし、少子化という傷口を塞ぎ、その先に未来へ回るお金と余裕を作っていく。それは単なる財源論ではなく、「未来を考えられる社会を取り戻せるか」という問いでもあります。
そしてもう一つ、このサイトには少し大きな視点も混ざっています。それは、「日本人」である前に、私たちは“地球人”なのではないか、という感覚です。環境問題も、感染症も、エネルギーも、AIも、本来は国境だけで完結する問題ではありません。それでも、国家という単位で暮らしている以上、まずは自分たちの社会を立て直さなければならない。だから私は日本の話を書いていますが、本当に考え続けているのは、「次の世代へ何を残せるのか」ということなのだと思います。
この場所は、「こうすれば正しい」という結論を押しつけるためのものではありません。むしろ、「本当にこのままでいいのか」を、もう一度考え直すための場所です。ここにある提案の中には、荒削りなものもあれば、理想論に見えるものもあると思います。それでも、誰かが未来の話をしなければ、社会は“今”だけに飲み込まれていく。私は、それが少し怖いのです。
そんな違和感や危機感の積み重ねが、このサイトを作るきっかけになりました。
もしここまで読んで、「少しだけ未来について考えてみよう」と思っていただけたなら、このサイトには意味があったのだと思います。
みらい社会創造ラボ|みラボ について
大きな組織ではなくても、現場感覚のある提案はできる。その考え方を土台にした発信の場です。
私は、少子化と教育費不安に強い危機感を持ち、民間から未来への循環を作れないかを考えている個人発信者です。
企業・行政・国民が一緒に未来を考える土台を作れないかという思いで、「みらい社会創造ラボ」として発信活動を続けています。
まだ個人プロジェクトの段階ですが、思想だけを語るのではなく、ホームページ、情報発信、企業への提案、基金構想など、身の丈に合ったところから少しずつ活動を始めています。
現在は、スポーツ、映画、ライブ、テーマパークなどを通じた“未来への100円”構想や、企業・個人による「こども未来創造基金(仮称)」など、少子化と教育費不安を社会全体で支える仕組みづくりを模索しています。
少子化は、単なる福祉問題ではなく、日本の市場、地域、文化、産業そのものの未来に関わる問題だと考えています。
このサイトでは、そうした問題を「不安」だけで終わらせず、未来への参加や再循環という形で、少しでも前向きに変えていけないかを考え続けています。
注1)テーマやコラムの切り口が他者の議論と重なる可能性はありますが、本サイトは庶民目線の視点や問題意識をもとに独自の構成・執筆をしています。
注2)本サイトの内容は、みらい社会創造ラボによる独自の提案・考察であり、他の団体、企業、政党、宗教団体、研究会その他いかなる組織とも一切関係ありません。