冬になると、学校でインフルエンザが流行る。学級閉鎖になる。学年閉鎖になる。
オフィスでも、誰か一人が体調を崩すと、周囲へ広がっていく。
高齢者施設では、感染症が命に関わることもあります。
けれど今まで、日本社会では「空気環境」そのものに、あまり大きな投資がされてきませんでした。
感染症対策は『個人努力』だけでは限界がある
手洗い。うがい。マスク。
もちろん大切です。
ですが、人が集まる空間では、それだけでは限界があります。
だからこそこれからは、『建物側』に、病気を広げにくい構造を持たせる発想が必要になります。
空気環境を整える
換気。湿度管理。空気清浄。CO2濃度の見える化。
こうした取り組みを学校、公共施設、職場、福祉施設へ広げていくことで、感染症だけでなく、集中力低下や体調悪化も減らしていくことができます。
空気は見えません。
だから後回しにされやすい。
しかし、本来は水道や電気と同じように、人間の健康を支える基盤です。
医療の前段階を整える
医療費を抑えるというと、病院や薬価の話だけになりがちです。
しかし本来重要なのは、「病気そのものを広げにくくすること」です。
病気になる人が減れば、本人の苦しみも減る。家族の負担も減る。学校や職場への影響も減る。
その結果として、医療費の伸び方そのものを変えられる可能性があります。
予防を社会インフラへ
病気になってから大量の医療費を投入するだけでは、これからの超高齢化社会は支えきれません。
だからこそ、予防を社会インフラとして組み込んでいく必要があります。
空気環境は、その重要な入口の一つになると考えます。